同じ月額単価でも、変動費で必要契約数は変わる?
固定費を回収する契約数は、月額単価そのものではなく「月額単価 − 1契約あたり変動費」で計算します。
変動費だけを変えた二つの条件
| 入力項目 | 条件A | 条件B |
|---|---|---|
| 月額単価 / 契約 | 3,000円 | 3,000円 |
| 月額変動費 / 契約 | 500円 | 1,000円 |
| 月額固定費 | 250,000円 | 250,000円 |
| 現在の有料契約数 | 0件 | 0件 |
| 目標月次モデル結果 | 0円 | 0円 |
変えるのは月額変動費 / 契約だけです。月額単価、固定費、現在契約数、目標は固定します。目標0円のため、目標契約数と損益分岐契約数は一致します。
寄与額と損益分岐の違い
月額単価から固定費回収まで
月額単価 / 契約3,000円
−変動費 / 契約 A500円
=寄与額 A2,500円
→250,000円 を回収100契約
月額単価 / 契約3,000円
−変動費 / 契約 B1,000円
=寄与額 B2,000円
→250,000円 を回収125契約
| 結果 | 条件A | 条件B |
|---|---|---|
| 寄与額 / 契約 | 2,500円 | 2,000円 |
| 損益分岐契約数 | 100契約 | 125契約 |
| 損益分岐モデルMRR | 300,000円 | 375,000円 |
変動費だけが500円増えた条件では、必要契約数は+25契約です。
月額単価ではなく、寄与額で割る
寄与額 = 月額単価 − 月額変動費 / 契約。損益分岐契約数 = 月額固定費 ÷ 寄与額を整数へ切り上げ。条件Aは 250,000 ÷ 2,500 = 100、条件Bは 250,000 ÷ 2,000 = 125 です。MRRはそれぞれの必要契約数と同じ月額単価の積です。
寄与額が0円以下なら
変動費が月額単価以上になると、寄与額は0円以下です。正の固定費を契約数の増加で回収する必要契約数は、この計算モデルでは算出不能になります。0契約や無限大とは表示しません。固定費と目標の両方が0円の場合に限り、必要契約数とMRRは0となる算術境界があります。
同じ月を基準にした一つの契約モデルです。MRRは単価と契約数の積で、将来の売上ではありません。税、会計処理、解約、返金、回収、需要を含まず、価格や事業継続を推奨しません。
自分の条件で確認する
計算ページでは、五つの入力を手入力して一つの条件の結果を確認できます。例の値は自動入力されません。
目標月次モデル結果に必要な契約数は、現在契約数との境界を示す別の例で読めます。